社員のモチベーションの現状をチェックしましょう
この1年に会社を辞めたいと考えたことのある人は7割に迫っているという東京海上日動コンサルティングの「仕事に関する意識調査」をご紹介しました。
同調査は、それ以外にも、「おや」と思わせる結果が出ていましたので、その内容をご紹介し、検討してみたいと思います。
同調査によると、仕事へのモチベーションについて、前回(2008年)調査に比べ、20代のモチベーションが57.3%から50.0%に大幅に低下、一方で40代では49.2%から54.4%に上昇したということです。
若い人たちの、先行き閉塞感、目標喪失感は以前から指摘されていたところで、それがこの調査にも表れていると言えるでしょう。
一方、40代のモチベーションがアップしているのは、少し意外な気がしないでもありません。
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この点について調査は、「20 代では社会人としての経験が浅く、現在のような混沌とした状況において自身のキャリアパスを描くことが困難である一方、40 代ではこれまで培われた自身の経験やキャリアに対する自信が、現状をよりチャレンジングなものと認識させている可能性が考えられる。」と分析しています。
それ以外に考えられるのは、40代となりうと、「いろいろ大変だけど、とにかくがんばらないと」という動機づけがはたらくということでしょう。
この年代は、一般的に、家族をもち、生活基盤もできあがっている層ですから。
また、モチベーションを高める仕事として最も高かったのは2008 年と同じく「自分のやりたい仕事(34.2%)」でしたが、これに次ぐものとして今年は「評価が実感できる仕事(26.0%)」、「高い金銭的報酬につながる仕事(24.7%)」、「新たな技術や知識が身に付く仕事(24.7%)」と続いています。
また、調査リポートが注目しているのは、20代の人材育成への不満の高さ。
「人材育成が効果的に図られている」と認識している20 代はわずか14.5%に過ぎないのです。
前回このリポートをご紹介したときは、将来不安についてお話しました。
それと並んで大きいのは、やはりというべきか、仕事を通じて自分がどれだけ成長できるかという点ですね。
若手社員が、日々ひたむきにがんばる姿が、会社の活力の源になるはずです。
その層のモチベーションが著しく低下しているというのは、由々しき事態でしょう。
もちろん、若手のだけではなく、働く人のモチベーションは、会社の活力、ひいては業績に大きな影響を与えます。
御社の現状はいかがでしょうか?
一度、社員のモチベーションの現状をチェックしてみる必要があるかもしれませんね。
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