元採用担当者が語る欲しい人材・来てほしくない人材(7)~応募書類編(6)
今回も引き続き「はじかれるエントリーシート5つの条件」のお話です。
はじかれる可能性の強いエントリーシートは、次の5つのどれかにあてはまります。
・結論はどこ?
・それ、誰の考え?
・それ、誰がやったことなの?
・もしかして、ウケ狙い?
・読む人のこと、少しは考えている?
今回は、4つ目の「もしかして、ウケ狙い?」
「とにかく目立てばいい」と勘違いしている方がいます。
確かに、大勢の応募者の中で、完全に埋没してしまって全く印象に残らないというのでは、採用されることはまずありません。
しかし、だからといって、「目立つために目立つ」というのでは、本末転倒です。
そして、そういうのは、面接官にもっとも嫌われます。
自分の長所や、一生懸命やってきたことを、説明するために相手の心に残る表現を考えるのは、まったく問題ありません。
と言うより、十分力を注ぐべきです。
しかし、ただ受けることだけを考えて書いたエントリーシートはNGです。
この辺の頃合いは難しいのですが、要するに、無意味な「ひねり」はやめましょうということです。
古い話で申し訳ありませんが、20年ぐらい前のサントリーのCMで「リザーブ友の会」というのがありました。
同社のウィスキーのPRで、もちろんこのような会は実際にはありません。
そのころ面接に来た学生のシートの、「所属するクラブ、サークルなど」の欄に「リザーブ友の会」とありました。
面接官が、「これは何?」と質問したところ、学生は目を輝かせて、「実在の団体ではありません。僕はお酒が大好きなので、それを表現したかったのです」と答え、次の質問を待ちました。
たぶん彼は、何かこれに絡めて説明したい(アピールしたい)ことがあったのでしょう。
しかし面接官はそこを素通りし、別の質問に移っていました。
私は当時、一担当者として面接に同席していましたが、面接官の対応は正解だったと思っています。
もし自分がお酒にからめて何かアピールしたいのであれば、それを素直に、「自己PR欄」などに書けばよろしい。
無理にひねったりする必要はないのです。
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