経歴詐称して入社したことを判明した場合は?(2)
◆セミナー「中堅・中小企業のための就業規則作成・見直し講座」
7月13日(月)13:30~16:00開催
◆犯罪歴は申告しなくてはならないか?
刑事事件で刑事事件で公判中だった事実を秘匿していたことについて、「申告すべき義務があったとはいえない」とした裁判例があります。
ただしこれは、公判中という事例。
有罪判決が確定していた場合はどうなるのでしょうか?
「必ずしも申告しなくてよい」という見解もあります。
しかしその一方で、確定した有罪判決は、「賞罰」の「罰」に該当し、申告すべきであるという見解もあります。
判例も、この立場に立っています。
◆前職での処分歴は
では、前職で懲戒処分を受けたという事実があった場合、応募者は、これを正直に申告しなくてはならないのでしょうか?
この点については、申告の義務はないというのが定説です。
つまり、このような経歴を申告していなくても、それだけをもって経歴詐称として処分することはできません。
会社にしてみると、悩ましいことですね。
懲戒の内容にもよりますが。
もしこれが、横領など、重大な行為だった場合、「もう大丈夫か?」と考えざるを得ないでしょう。
しかし、刑事罰に処せられていなければ、この事実を秘匿していたことをもって、解雇などの処分にすることはできません。
もしこのような事実が発覚した場合、本人に、会社がその事実を知っていることを伝え、本人に事情聴取をすることが現実的な対応でしょう。
そのうえで、一定期間は「観察期間」として、本人の業務をしっかり管理するという措置を取るのが良いと考えます。
◆無料小冊子のご案内
HRMオフィスがお役立ち小冊子をご提供します。すべて無料です。
| 「使用者のためのセクハラ読本」NEW! |
| 「フルタイム有期契約の労務管理のポイント」 |
| 「雇用ルール改革のあらましと実務ポイント」 |
| 「賃金表の作り方」 |
お申し込みはこちらを! 小冊子お申し込みフォーム
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)




最近のコメント