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September 10, 2015

トヨタの人事制度改革~活性化が課題?

2015.9.9の日経新聞に、トヨタが工場従業員を対象にした新しい人事制度を、2016年1月から導入するという記事が掲載されていました。

同社は新しい制度で、次のようなことを実現するということです。

◆定年後の再雇用者の処遇を定年前と同じにする。

職位手当などを定年前と同額にすることで処遇を維持する。

◆配偶者手当を廃止し、子供手当に一本化する。

子供手当が増えるのかどうか、記事からは分かりません。
増えると推測はできますが。

◆「技能発揮給」という賃金項目を設け、社員の頑張り具合を反映させる。最大で月給は15,000円増える。

「頑張り」の評価基準は、積極性、協調性、責任感など。

この評価基準は、いわゆる「情意評価」と言われるもの。
仕事への取組姿勢を評価するものですね。

ここは注目ポイントですね。

なぜ取組姿勢をことさらに取り上げるのか?

このような評価基準は、既存の人事評価制度の中に組み込まれているはずです。

そして、人事評価の結果は賃金に反映されるわけです。

取組姿勢の評価結果は、既に賃金の中に組み込まれているにもかかわらず、新たに「技能発揮給」なる賃金項目を設け、取組姿勢を強調するのは、いかなる理由によるものか。

記事では「抜本的に制度を見直して「強い職場」の基礎を固める」としていますが。

モチベーションや活力といったことが、いま改めて、大きな課題になっているということなのかもしれません。

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