« 賃金制度の作り方指南~意識調査は必須 | Main | 時間労働削減本部設置~効果はあがる? »

October 02, 2014

年功序列の是非

2014年の春闘は、政府が産業界に賃上げを要請したことが話題になりましたね。
この動きは続きそうです。

そして、政府の「口先介入」は、賃上げだけでなく、賃金制度そのものにも、及んだようです。

9月29日の「経済の好循環実現に向けた政労使会議」で、安倍首相は「子育て世代の処遇を改善するためにも、年功序列の賃金体系を見直すのが大切だ」と述べたとのこと。

また翌日、今度は塩崎厚生労働相が「年齢だけでなくいろんなことで賃金が決まるのが望ましい」と語ったとか。

環境変化や事業戦略に対応して、賃金制度は見直していかなくてはなりません。
これまでと同じやり方を漫然と続けていたり、そもそもそういうことを何も考えていない状態というのは宜しくありませんし、会社の成長もおぼつかないでしょう。

ただ、それがイコール年功序列の否定となるかというと、必ずしもそうではないかもしれません。

また、年功序列といっても、単純に年齢だけで賃金を決めていたわけではありません。
いみじくも厚生労働大臣が言っていたように「年齢だけでなくいろんなことで賃金が決まる」状態だったのです。

このあたり、「年功序列」に対する誤解が相当あるような気がしますが。

私は年功序列擁護論者でも否定論者でもありません。
賃金制度は、その会社に最適なものにすればいいのであって、それがもし年功序列なら、それでもいいわけです。

現実にはほとんどの場合、そうはなりませんが、それでも、年功序列の一要素である「習熟」の概念は、いまでも生きることが多いです。

では、この年功序列をどう考えるか、これからの賃金制度はどうあるべきか、こちらのコラムで何回かに分けて述べていきたいと思っています。
ぜひ、お越しください。

ACEヒューマンキャピタル 人事・賃金制度講座

|

« 賃金制度の作り方指南~意識調査は必須 | Main | 時間労働削減本部設置~効果はあがる? »

03.賃金」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65197/60408819

Listed below are links to weblogs that reference 年功序列の是非:

« 賃金制度の作り方指南~意識調査は必須 | Main | 時間労働削減本部設置~効果はあがる? »