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June 17, 2014

パワハラトラブルが2年連続で1位

少し前になりますが、5月30日に厚生労働省が、「平成25年度個別労働紛争解決制度施行状況」を発表しました。

これは、都道府県労働局が取り扱った、「総合労働相談」、「助言・指導」、「あっせん」の件数をとりまとめたものです。

要するに、労働基準監督署が取り扱わない労働トラブルの実績ということです。
ちなみに、残業トラブルや賃金未払いといったトラブルは、労働基準法がからんできますので、労働基準監督署が基本的には扱います。

このあたり、一般の人には分かりにくいところですが、今回の発表の対象になったトラブルの代表例は、解雇・退職、いじめ(パワハラ)、採用内定取り消しといったものです。

発表によると、労働相談件数で一番多かったのは「いじめ・いやがらせ」で59,197件、前年比14.6%増。 昨年初めて1位となり、2年連続。 深刻化しています。

パワハラという言葉が一般化し、このようなトラブルが表に出やすくなってきたという面もあるでしょう。

しかし、だからといって放っておいていいわけはありません。

私は社労士会で労働相談をやっていますが、パワハラがらみの相談は少なくありません。
お話を伺っていると、耳を疑いたくなるような事案もあります。

この問題は、メンタルヘルス不調などの二次被害をもたらします。
職場環境も、当然悪化します。 度を越した叱責や、人格を否定するような言動は、本人だけでなく、周りの者もイヤな気持ちになり、職場全体の志気が落ちます。

そうしたことが、会社の業績に、直接・間接に影響します。

そう考えると、パワハラ対策はもとより、従業員意識調査などを通じて、「職場の健康状態」をチェックし、必要な手を打っていく必要がありますね。

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