モチベーションアップと賃金の関係は?
ようこそ、ひとごと(人事)ブログHRM-Consulへ!
ここは、人事・人材問題を考えるブログ。人と会社がwin-winの関係になる道を探っていきたいと思っています。
◆人は何によってヤル気を出すのか?
これは人事管理の、永遠の課題です。
人事評価、賃金、研修など、さまざまな人事制度の目的は、ここに集約されると言ってもいいでしょう。
人事業務のアウトソーシングを手がけるレジェンダ・コーポレーションが実施した、働く意欲を引き出す人事施策に関する調査結果が、7月25日の日経産業新聞に紹介されていました。
この調査は6月にインターネットで実施、経営者、会社役員、会社員など721人の回答を得たということです。
記事によると---
・「評価によって給与が上がる」、「きちんと休みが取れる」、「職場の雰囲気がお互いに配慮している」の3項目が56.0%で同率1位。
・さらに最も重要な施策を1つだけ選んでもらったところ、13.9%が給与で1位。
・20代では「残業代がきちんと支払われる」ことも上位。
---ということです。
賃金はモチベーションアップにはならないという意見があります。
確かに、人はおカネだけで働くわけではありません。
馬の鼻面に人参をぶら下げて走らせるような賃金制度がうまくいくはずありません。
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ありがとうございます。
それでは、続きを
人がヤル気を出すのは、自分のやったことが認められ、評価されたときだと言われます。
その通りです。
ですから、人事評価制度は重要です。
また、そのような制度だけでなく、上司や経営トップが「よくやった」と褒めることは、とても重要です。
しかし、それだけでいいのか?
もし、そのような「コトバ」だけで、賃金やポストなどの「形になった報償」がなくて、人はモチベーションを維持できるのか?
それも違うでしょう。
コトバだけで、賃金の裏づけがなかったら、「口先だけか」ということになり、「コトバ」はたちまち神通力を失うことになります。
◆要は、「金銭報酬」と「非金銭報酬」は車の両輪だということです。
どちらが欠けても、うまくいきません。
そこが欠落した議論が、とても多いような気がします。
両極端なんですよ。
◆最近、成果主義に対するアンチテーゼが目立ちます。
確かにこれまで、こんな「誤った成果主義」が目立っていたことは事実です。
・「結果主義」、「数値至上主義」に偏った「成果主義」。
・若手、中堅にだけ適用される「成果主義」。
・人件費削減「だけ」を狙った「成果主義」。
こんなものがうまくいくはずありません。
「成果」は上がらず、社員が疲弊するだけです。
ただ、だから「成果主義は間違い」と決めつけるのがいいことなのでしょうか?
さらに…
「やはり年功序列がいいのだ」という主張が目につきます。
「本気?」と言いたくなるのですが…
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Comments
杉山先生、こんばんは。
昨日はコメント頂き有難うございました。
(せっかく訪問頂いたのに、新着記事がなくてすみませんでした。)
「金銭報酬」と「非金銭報酬」は車の両輪‥本当ですね!
言葉だけでなく形の有るものも必要と私も思います。
先生のご指摘されているように、モチベーションの高い職場では色んな意味で「バランス」がとれていますね。
成果主義批判一本やりでは、時代の針を逆さにするだけです。
成果をきちんと評価して、給与に反映させることは間違いでも何でもありません。
職場での積極的な人事制度改革が望まれますね‥
Posted by: コンサルタント服部 | July 25, 2006 at 11:06 PM
服部先生、コメントありがとうございます。
人事制度で懐古趣味は益がないように思います。
だからといって何でも新しければいいというものでもありませんが…
Posted by: 杉山 | July 27, 2006 at 08:03 PM