富士通、成長分野へ人材シフト
7月18日の日経新聞に、富士通が成長分野への人材シフトを加速するという記事が掲載されていました。
部門をまたぐ異動者の研修や部署間の調整に当たる社長直轄の組織を新設、生体認証装置の販売など有望な事業に人を送り込むということです。
人事異動のネックになるのが、部署間の「壁」です。
部署の長は、優秀な人材は自分の部署から出そうとしません。
部署の業績を上げることがミッションなのですから、当然と言えば当然です。
しかし、こうした行動が、全社的にみて良いことかというと、そうとは限りません。
部分最適が全体最適になるとは限らないのです。
全社的にみて最適な人員配置を考え、実行するのが人事部門の役割ですが、なかなかうまくいかないのが現実です。
人事部門が強大な権限をもっていれば別でしょうけど…
(それはそれで、別の問題がありますが)
今回の富士通のケースも、人事部門とは別に社長直轄の組織をおいています。トップの権限で、人材の再配置を進めようということですね。
以下、NIKKEI NETからの引用です。
富士通は成長分野への人材シフトを加速する。部門をまたぐ異動者の研修や部署間の調整に当たる社長直轄の組織を新設、生体認証装置の販売など有望な事業に人を送り込む。異動はチーム単位を原則とし、各部署が優秀な人材だけを囲い込むのを防ぐ。戦略分野に機動的に人を集める体制を作り、収益源の育成を急ぐ。
新設したのは「人材マネジメント本部」。黒川博昭社長の直轄とし、重点製品・プロジェクトへの異動を迅速に進める。配置換えの対象になる社員は2週間―2カ月程度の研修を受け、必要な業務知識を身につける。
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Comments
ドルフィンダンスさん、こんにちは。
毎日暑いですね。外に出るのが辛いですね。
トラックバック、コメントありがとうございました。
私が勤務していた会社でも人事部は力を持っていませんので、部門の囲い込み(一般的にもそう言うのですね)に苦労しました。
この新設組織と人事部門とがうまく連携できればいいですね。
Posted by: 人事労務屋・田代 | July 19, 2005 at 02:27 PM